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ハタチになって1ヶ月

20歳を迎えて1ヶ月経ちました。

想像していたより未成年と成人の違いを感じることはありません。変わったのは納税や年金のお知らせが来たことくらい。

 

ふと、なんとなく、今までの20年間を振り返ってみようと思って、ブログに書いてみようと思いました。

 

まず、パパ、ママ。20年間育ててくれてありがとう。恥ずかしいから直接は言わないけど。

パパは旅行が好きで色々な場所に連れて行ってくれたね。パパが司法書士を目指して何年も仕事しながら勉強を続けて、ちゃんと合格する姿を見ていて、本当は結構尊敬してるよ。

ママはいつも沢山お話ししてくれる。私のやりたいことを、文句言いつつもなんだかんだやらせてくれたね。家計が苦しくなったら毎日のように働きに出て家を支えているママの頃、実は尊敬しているよ。文句ばかり言うのはどうかと思うけど(笑)

 

小学生くらいまではよく転勤してた。だから幼馴染のような存在がいなくて寂しい。でも、その代わり色々な土地で色々な経験が出来た。愛知に住んでいた頃は丁度万国博覧会をやっていて、毎日のように家族で遊びに行ったね。

 

私の人生において一番大きな影響を与えてくれたのは間違いなく弟。弟は赤ちゃんの頃アスペルガー症候群と診断された。動物のレプリカとかポケモンの指人形とかを一列に並べ続けて、ちょっとでもずらすとすごく怒って来た。木槌を振り回して、それで頭を叩かれたこともあった。幼稚園では、外へ出てはいけない時間に裸足で外を走り回ったりしてママはよく幼稚園へ行ってた。少しでも気にくわないことがあるとそこら中のものを投げ飛ばして唸ったり怒鳴ったりした。なんて意味不明な人なんだろうって思ったけど、でも笑って私の後ろをついて回るかわいい弟であることに間違いはなくて。ある日、いつもみたいに物投げ飛ばしてママに怒られて泣いてる弟に話しかけたことがあった。多分私が小学生で弟は幼稚園に通っていたくらい。その時に弟は泣きながら「僕だってどうしてママに怒られちゃうのか分からない。僕だって怒られたいわけじゃない」って言った。その言葉がすごく今でも強く印象に残ってる。ああ、弟はみんなを困らせるためにわざとやっていたわけじゃないんだって、その時やっと気づいた。それから、邪魔な場所で動物のレプリカを並べ始めても絶対に邪魔しないようにしたし、気にくわないことがあってものを投げようとしていたら「何が嫌だったの?」ってちゃんと話すようになった。他人の気持ちを汲み取るのが苦手だった弟に「こういう事を言われるとこういう理由があるから多くの人はこう思うんだよ」って教えてあけたし、「これはこういう理由があるからやっては行けないよ」って普通の人なら当たり前に分かることも説明した。

弟は普通の人じゃない。障害を持って生まれて来た。アスペルガーという障害は良くなることはあっても、一生治ることは無いというのは事実。だったら、もうその障害を隠そうとか治そうとか無理に思うんじゃなくて、徹底的に向き合うしかない。そして、社会で生きていくためにはきっと綺麗事だけを言ってはいられない。弟にとって苦しくて辛い、「自分の意思を抑えて他人と同じ事をする」ってことに少しずつ覚えないといけない。どれだけ身なりに興味がなくても、TPOをわきまえた服装をする大切さを覚えないといけない。いつか弟は1人で生活しないといけない。私はきっと弟のことを一生かけても理解してあげられないけれど、自分以外の人間を完全に理解しようなんて最初から無理。だからせめて、弟の考え方に寄り添ってあげたいって今でも思ってる。

 

そして中学生と高校生の6年間。私は自律神経失調症を患いました。重い神経性頻尿でした。カウンセリングにも行ったし、神経性頻尿に詳しい先生のもとにも通いました。電車には30分も乗っていられなかった。電車に乗る直前にトイレにいっても、電車に乗って少し経ったらすごくトイレに行きたくなって途中下車。電車で1時間ほどかかる学校に行くのに、計4回はトイレに行ってた。ママは精神病にかかった娘を受け入れてはくれなかった。それが一番辛かった。私が帰り道何度もトイレに行っても文句言わずに待っててくれる友達に恵まれていなかったらどうなっていたんだろう。

4年間くらい本当に苦しんだ。乗り物に乗るのが怖い。授業中やテスト中にトイレに行きたくなったらどうしよう。一生治らなかったらどうしよう。

でもやっとカウンセリングを受けたりお医者さんとお話しするうちに、「まずトイレの場所を確認しておく」「トイレに違い車両に乗る」「トイレに行ける時に行っておく」「他人の目を気にせずどんどんトイレに行く」「もし万が一本当にトイレにいけない状況ならオムツをすればいい」ってやっと精神状態が上向いていった。というより、どんどんいい意味で投げやりになっていったと言うほうが正しい(笑)

焦らない、人の目を気にしないで自分を大切にする、よく寝る(これ本当に大事)とか、意識して生活している今でもトイレのことが気になってしまうことは多いけど、それでもあの頃に比べたら普通に生活出来るようになって嬉しい。

 

20年間を振り返ると辛かった時期のの方が長くて、辛かったなって思うことの方が多いけれど、よくよく思い出してみると楽しいこと沢山してきたし、何より素敵な友達に恵まれて、幸せな20年間だったと思います。

これからも焦らず、前向きに生きていこうって思います。

20歳の新たな目標は自分に自信を持つこと!自分を愛してあげること!困難を恐れず挑戦し続けること!